日本のサッカー実況・解説には、意味をなさないフレーズがたくさんあります。特に因果を逆にしてしまっているものが多いです。
落ち着いたシュートでしたね
因果を逆にしています。
落ち着いてプレーできたから良いシュートが打てたわけではなく、良いプレーをした選手を見て勝手に周りが落ち着いていると判断しているだけです。
落ち着けばゴールできるのなら、試合前はウォーミングアップではなく座禅を組むべきです。
体幹が強いですね
こちらも因果を逆にしています。
体幹が強いという理由があったから相手を吹っ飛ばしたのではなく、相手を吹っ飛ばした選手のことを「体幹が強い」と評しているに過ぎないです。
このフレーズの良くない点は、フィジカルコンタクトを見る目が育たないということにあります。
ぱっと見身体能力の優れている選手が競り合いに勝った際に使われることの多いこのフレーズですが、競り合いの際の技術を無視してしまっています。
気持ちの入ったゴールですね
ただの感想です。
視聴者層が普段サッカーを見ない層であれば、わからなくもないですが。
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